患者さんのことを一番知っているのは、誰?
こんにちは。
お越しいただいてありがとうございます。
さて、医療従事者目線での記事です。
患者さんのことを一番知っているのは誰でしょう?
回診している医者?
日中一緒にいる看護師さん?
身の回りのお世話をしてくださってるヘルパーさん?
家族構成や既往歴などと身体機能、予後予測などを統合して考えているリハビリスタッフ?
入退院調整をしているソーシャルワーカーさん?
…(まだまだ関係職種はありますがこの辺で割愛します)
いやいや、患者さん自身ですよ。
俺のほうが知ってる!という方はものすごくよく見ている方なのでしょう。もしくはものすごく質問がうまいか。
(ただ、エゴの可能性もあるので注意です。)
ただ、上の職種の方々も得意分野と不得意分野があります。そこを考慮して動くことで「チーム医療」が成り立つんです。
詳しいことはまた後日。
患者さん自身は何に詳しいのでしょう。
「一人称視点の状態把握」だと思っています。
ただ、これには弱点があります。
「自分が全て」だと思っている方がいること。
このような方は「こうだからこうしてください」ではうまくいきません。
あくまで周りができるのは「気づきを与える」こと。情報提供をするだけなんです。
運動がキツイという方はキツイのでしょう。
こちらは、「そのままだと筋肉がつかないので、痛みが増す可能性がある」「キツイのはなんででしょう?」などと考えるキッカケを与える。
それぞれ職種によって見る切り口が違うので、それぞれの話ができると思います。
少し話か散らかりましたが、まとめると
・患者さんは自分のことをよく知っている
・周りは自分の分野での気づきを与えるだけ
ということ。
コーチングの視点に近いのでしょうか。これについてはいろいろとご意見があると思いますので、皆様のご意見をお待ちしております。